一本の電話
コロナも全然落ち着かないまま
日に日に暑くなっていった7月、
保育園では水遊びが始まり毎日の持ち物にバスタオルやサンダルが加わりました🚿
相変わらず息子はつかまり立ちはしようとするけども、自立歩行は出来ないまま。
それでも毎日機嫌は良いし、食欲はあるし、
自分でスプーンを使って口に運んだりも今まで通りできていました。
そんな息子を抱っこして、
私たち夫婦もいそいそと水遊びサンダルを買いに行きました🩴
けれども、やっぱりちょこちょこ熱を出したり(相変わらず1.2日で下がる)、朝だけ嘔吐したりで7月8日の連絡帳には
・立ち上がったりしゃがんだりする時には何かつかまるところがないと出来ずにいました。機嫌は悪くなかったのですが、移動などができず気力が低下しているようでした。
と書かれていました。
この頃から本人も何かおかしいと思っていたのかもしれません。
今になると本当にかわいそうな状況にしていたなあと胸が痛くなります。。
結局一度も水遊びに参加できな日々が続き、
7月13日
またしてもお昼前に嘔吐したと保育園から電話がきて、ついに言われてしまいました。
「嘔吐の事でお迎えをお願いしたいのもそうなんですが、それ以上に歩けない状態がずっと続いているのが気になります。
正直なところ、このままだと集団生活にも支障が出てくるので
出来れば大きな病院で一度診てもらうことって出来ませんか?」
そう言われた時、
「そうだよなぁ。」
って言う気持ちと
「そんな大袈裟な。。」
って気持ちの両方がありました。
でも結果として、この一本の電話が
今の状況を、我が家の運命を、とにかく全てを変えるきっかけとなりました。
保育園からのこの意見がなければ、
もう少しもう少しと様子を見ていたら、
いつか良くなると楽観視していたら、
今の息子は無かったと思います。
そう考えると本当にありがたいお電話でした。
幸いにも電話が来た翌日に、市内の医療センターの予約が取れたので早速受診しました。
問診後に血液検査をして、結果は異常無し。
それを聞いた時には心底ホッとしました。
その後診察室に息子だけ残り、待つ事数十分。
ようやく呼ばれて入った診察室では
何人もの先生方に囲まれてベットにちょこんと座っている息子の姿がありました。
「やっとこれで解決策が見つかるんだ。。」
とホッとした気持ちと、原因を聞く緊張感でなんとも言い表せない気持ちでした。
「どうでしたか?」
と、こちらから聞く前に
「色々な科の先生方と診察をしたのですが、どこからきているものなのか、もう少し詳しく調べる必要がありそうです。
本来であればこの病院ですぐに検査入院をしていただきたいのですがあいにく満床なので、紹介状を書きますので県立小児医療センターでの受診をお願いします」
とまさかの言葉が返ってきました。
検査入院??
検査するのに入院までするの??
え?長くない?
うちの子そんなに悪いの?
もう頭の中はパニック。
隣にいる主人も完全にパニック。
とりあえずこれまた奇跡的に2日後の7月16日に予約が取れて、
あれよあれよと言う間に県立小児医療センターの受診が決まりました。
長くなってしまったので
次回に続きます🙇♀️