今日もお疲れさま🙌💕

ある日突然子どもが脳腫瘍と言われた話

手術成功の裏側

よく耳にする
「手術は成功しました」
という言葉。

息子の場合も、
腫瘍は綺麗に取り除けて、転移もみられないようで
手術は無事成功、終了しました。

先生からの説明も受け、ようやく主人と交代で術後の息子の面会となりました。

早く。。
とにかく早く逢いたい!!

看護師さんに案内され、PICUへ入ると
色々な機械音が聞こえてきます。

「こちらです。
そろそろ麻酔が覚めてくるころだと思いますよ。」

と言われ、目の前にいたのは




数時間前に見送った息子とは全然違う息子の姿でした。。





サラサラだった少し茶色がかった髪の毛は手術のために丸坊主になり、

少しずつ目が覚めているようで、うっすらと目は開いてきましたが
手や足はもちろん、鼻や口からも管がつながれ、

正直直視できないくらいの状態でした。


もちろん手術をしたのですから全てが当たり前なのはわかっています。
でも、この瞬間は心の底から
「なんでうちの子がこんな事に⁉」と苦しくなり涙が止まらなかったです。

途中何度も痰が詰まり、吸引してもらったり
ピピピピっと機械音が鳴り響き、
夢なら早く覚めてほしいと
何もできない自分の無力さにひたすら打ちひしがれるばかり。

周りを見れば、先生たちが何人も病室に駆け込み色々な機械が運び込まれ、
息子だけでなく何人もの子どもたちがここで必死に生きようとしていました。


「頑張ったね、えらかったね」

こんな姿で戻ってきて
本当にまたあの息子の笑顔が見れるのかと不安になりながらも
何度も語りかけては手をさすりました。

一晩中そうしていたかったのですが、もちろん時間の関係で叶わず
先生たちにお願いしますと挨拶をして主人と病院を後にしました。


「手術は成功した」の言葉の裏側には、
沢山の病院の方々の力と
本人の生きる力が詰まっていることを強く感じた一日でした。

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